首都圏では、小学校受験をする家庭は多くなっています。受験のためには必須の幼児教室。そこで気になってくるのが幼児教室にかかる費用です。一般的に受験塾は、年齢が低ければ低いほど料金は高額になる傾向があるため、幼児教室であればそれなりの費用を覚悟しておく必要があります。
クラス別に幼児教室に通うために、必要なお金を計算してみました。都内の幼児教室の平均的な額です。まず年少クラスの場合、入会金がおよそ30,000円～40,000円程度。そこに毎月の授業料等が加わります。この授業料は教室によって様々です。
1回辺り7,000円前後の教室もあれば、10,000円を超えるところもあります。また1回の授業辺りの時間もまちまちです。おおよそで5,000～10,000円程度が相場だと言えそうです。
週に1回程度授業を受けたと考えると、入会金と合わせて1年間でおよそ270,000円～520,000円ほどだということになります。年中クラスの場合は、入会金が大体30,000円～50,000円程度。授業料が1回あたり7,000円～12,000円ほど。
年少クラスと同様に計算すると、週1回の授業を1年間続けた場合、366,000円～626,000円ほどとなります。年長クラスの場合は、入会金が30,000円～50,000円ほど。授業料が1回あたり10,000円～25,000円程度です。週1回の授業に1年間通ったとして、およそ510,000円～1,250,000円程度です。
実際はこの通常の授業に加えて、特別講習も加わるため、それらに別料金が設定されている場合は、さらに費用は高くなります。
また、教室を1つだけではなく掛け持ちをする人もいることを考えると、幼児教室に費やすお金はさらに高額になると言えるでしょう。スポーツ教室など他の種類の教室にも通う場合もあり、子どもの教育にかかるお金は天井知らずです。
子どもの幼児期は、目覚しい発達を遂げる時期であると共に、親にとっては貯蓄ができる最後のチャンス。家計と相談しながら、子どもの学びの手助けをしていきたいものです。
