指紋認証システムのセキュリティの特徴

そのパネルには実は意味があって、ドアを開閉するためのシステムがある訳です。そしてそのパネルには、指紋を判別するためのセンサーが存在します。

概ねそのセンサーは、黒い色になっているのですが、そのセンサーに対して指を当てると、ドアが開閉されるような仕組みになっているのです。

というのも、そのセンサーなどでは、指紋登録のシステムなどと紐づいています。どこかの会社に入社をすると、指紋をエントリーする手続きが行われることがあるのです。

これは指紋の識別をするからです。そこで例えば、Aさんという方が指紋の識別などをしたとします。その際、まず企業などのシステムに、Aさんの指紋情報が登録をされるのです。そして後日、ドアの開け閉めをするタイミングで、Aさんが上記のようなセンサーに触った時には、扉が開けられるという仕組みになっています。

ちなみにBさんやCさんがAさんを偽り、パネルへタッチしたところでドアは開きません。つまり指紋が鍵の代わりになる訳です。

そのセキュリティのメリットは、鍵の紛失に関したリスクが無いところです。セキュリティシステムの1つとして金属錠があるのですが、それには紛失のリスクがあります。それをうっかり無くしてしまうと、ドアの中に入ることが出来なくなるのです。

ところが指紋であれば、誰もが持っています。鍵をうっかり忘れることが無いので、確実に扉を開けることが出来るのです。ちなみにその指紋認証は、ちょっとしたコツが必要になります。

指が水で濡れてしまったり、極度に乾燥してしまったりしていると、センサーで読み取れ無い場合があるので注意が必要です。普通そのセキュリティのセンサーにタッチをする時には、指が正常な状態になっている必要があります。